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2015年07月23日

"都合"の良い現場④

【お知らせ】タイトルが間違っておりました。”都合の良い現場④”に修正しました

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都合の良い現場④

ロードサービスの研修をやるなら、実践でありえるシチュエーションにするのが大事です。

レッカー車が転回できる広い道路、電線の無い市街地、天井高5m以上のトンネル、通りの少ない国道、都合の良い現場は少ないんです。


上記にあげた道はもちろん存在します。でも、そんな道ばかりでアクシンデントが発生しないのが、ロードサービスの常だと思います。


都合の良い現場④
都合の良い現場④
この写真は、坂道、大型車がギリギリの私道、電線が存在、する場所で落ちたミキサー車を上げた写真です。
レッカー車を斜めに向けることもできず、ウィンチで地道で巻き取って一日がかりの大仕事でした。

都合の良い現場④
これは堤防沿いでUターンに失敗し、道を塞いでしまったケース

南北で国道県道の抜け道のため、通りが激しく通行止めは難しいので、クレーン車ではなく2台のレッカーウィンチを使って短い時間で引き出ししました。

都合の良い現場④
この写真は、バイパス上での脱輪引き出し作業の様子。

早朝に出動しましたが、通りが激しくたくさんのトラック・乗用車が横を抜けていきます。
通行止めにしたら、迂回する道が無いバイパス上では、大変な渋滞を生む結果になるので、少し苦労しました。
道路側に待避するほんの30秒ほど、後続車を止めてバイパス上に引き出して作業完了となりました。

都合の悪かった現場ばかりピックアップしましたが、決して好条件の現場がない訳ではないのです。
しかし、初心者訓練・研修でない限りは、リアルな条件をつくって練習した方が、実践で生きていくと思います。

想定外の条件に悪戦苦闘もしますが、国道や東名を半日も塞ぐことになっては大変です。
トンネル内だから、吊り上げ不可能ではなく、研修時に低い位置からでもアプローチする練習をしておくしかありません。
(クレーン車とレッカー車では構造が違うので車両の選択も重要。)

そうすれば、”都合”の悪い現場でも、冷静に作業していけると思います。




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