2010年06月19日
オイル吸着剤
カマラドでは、車輌搬送の他に、事故や故障等で漏れたオイル回収作業も行うときがあります。
事故などで流出したオイルは、人間の転倒や他の車輌のスリップを誘発させるやっかいな存在です。
また、レッカー作業を行うときに、作業の妨げになったり、車両や作業服などの汚れの原因にもなります。
そのような時、カマラドではオイル吸着剤を使用して、オイル回収を行います。
オイル吸着剤といっても、どれも同じではなく、「吸収率」が大事です。
今日は「吸収率」の実験を2つの吸着剤で実験してみました。

左が「ACライト」、右側は「キャンソーブ」という吸着剤
事故などで流出したオイルは、人間の転倒や他の車輌のスリップを誘発させるやっかいな存在です。
また、レッカー作業を行うときに、作業の妨げになったり、車両や作業服などの汚れの原因にもなります。
そのような時、カマラドではオイル吸着剤を使用して、オイル回収を行います。
オイル吸着剤といっても、どれも同じではなく、「吸収率」が大事です。
今日は「吸収率」の実験を2つの吸着剤で実験してみました。
左が「ACライト」、右側は「キャンソーブ」という吸着剤
紙コップ一杯分(180ml。比重0.87として約156g)のオイルをこぼして、同じコップ一杯分を使用してでどれだけ吸うか実験です。

ACライト:原料は特殊な砂。

コップ一杯で重量は150g。

オイルを吸って、ゲル状に変化しました。

ちなみに、コップ一杯では足らず2杯(計300g)投入して、油全体を包み込むことが出来ました
キャンソーブ:原料は乾燥した苔(水分を吸着せずに油分のみ吸着)

重量はコップ一杯で40g

ACライト同様に油だまりに巻いていきます

キャンソーブでは、一杯より少し多い50gで油全体を包むことが出来ました。
実験後、両方の吸着剤の重量を図り吸着の差を比較

ACライトは、油を吸ったあとで340g

キャンソーブは、油を吸ったあとで250g
同じ吸着剤でも、ACライトは量が必要になり、キャンソーブはこの数分の一で効果を発揮できます。
持ち運びの点でも、重量が軽いのはなにかと利点があります。
しかし、ACライトのような重さがないキャンソーブは風に煽られ飛ばされやすい欠点があり現場での活用に
苦労することがあります。
カマラドでは、メイン吸着剤は吸収効率の良いキャンソーブを使っていますが、飛散しやすい欠点を克服するため現在研究中です。
ACライト:原料は特殊な砂。
コップ一杯で重量は150g。
オイルを吸って、ゲル状に変化しました。
ちなみに、コップ一杯では足らず2杯(計300g)投入して、油全体を包み込むことが出来ました
キャンソーブ:原料は乾燥した苔(水分を吸着せずに油分のみ吸着)
重量はコップ一杯で40g
ACライト同様に油だまりに巻いていきます
キャンソーブでは、一杯より少し多い50gで油全体を包むことが出来ました。
実験後、両方の吸着剤の重量を図り吸着の差を比較
ACライトは、油を吸ったあとで340g
キャンソーブは、油を吸ったあとで250g
同じ吸着剤でも、ACライトは量が必要になり、キャンソーブはこの数分の一で効果を発揮できます。
持ち運びの点でも、重量が軽いのはなにかと利点があります。
しかし、ACライトのような重さがないキャンソーブは風に煽られ飛ばされやすい欠点があり現場での活用に
苦労することがあります。
カマラドでは、メイン吸着剤は吸収効率の良いキャンソーブを使っていますが、飛散しやすい欠点を克服するため現在研究中です。
Posted by holmes at 16:37│Comments(0)
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