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2009年03月11日

レッカー研修会に参加③

レッカー研修会に参加②」の続きです


レッカー研修会に参加③
私見ですが、ベルトの巻き方は従来のやり方と一線を画していると思います

これにより、お互いの車両のサポートと、事故車への負荷をかけずに、引き起こしを行うテクニックです。

実演には、研修に参加していた機械式ホルムス750をお借りして、ハーフラップを実演。
もう1台センチュリー716で、アンカーをとって貰い2台で事故車両を挟むポジションに配置。

真横に横転していた大型車両は、ものの1分で引き起こすことに成功。
その時の動画はコチラ(手前が750、奥が716)

実は内心、「綺麗にあがるかな?」とドキドキでしたicon03icon20

天井に制限がある場所でも、クレーン車のように、事故車両に接近する事なく、離れた場所からレッカー車でアプローチが可能なので重宝する技術です。

注意することは、レッカー車を配置する場所・ベルトの幅と掛け方が大事になってきます。

例として、総重量25t(実車)の引き起こしを行う場合は、約12.5tの力を必要とします。
そのため、2台で引き起こしの場合は、1台に6.5tの力が必要になりますので、レッカー車は最低総重量8t車位必要です。

ベルトは、素材はナイロン製、幅は20cmが強度的に欲しいところです。長さは持ち運びに不便ならない程度で、かまいませんが12m程度が最適だと思います。

鋼製のワイヤーも強度はありますが、事故車体に引き起こし前以上に負担・損壊を与えるのでお勧めしません。
海上コンテナのように、堅い箱の場合はこれに限りません。




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