妖・怪・のーせいなのねー

holmes

2015年02月23日 15:03

そうなのかな?

先日、山奥から乗用車の引き出しに出動致しました。
今回の車輌の引き出しは、去年の救援依頼から始まっています。
去年のちょうどクリスマスに、場所・状況が不明の乗用車引き出し依頼の一報が入りました。

現場は、山奥のあたりという情報のみという、お客様の記憶をたよりに崖、ダム湖、池、林道と様々な場所に下見にいきましたが、そのときは発見できず。

そのまま2015年を迎え、今月に入って砂防ダム工事関係者から、工事現場に車があると連絡が入り改めて出動しました。
現場は林道をひたすら北上した、とある砂防ダム近くの転回地にありました。



工事関係者によると、去年の10月からなんと4ヶ月間も放置された状態だったということです。


状況は後輪部の脱輪、左後輪はパンクもしており、バッテリーもすっかり空っぽの状態でした。

狭い場所だったので、木をアンカーにして引き出し作業して10分少々で救出に成功しました。

空気の抜けたタイヤを交換し、空気を充填し、バッテリージャンピングをし広いところまで自走で下山。
道中、崩れている道があったので牽引状態での下山はリスクが大きい、という判断です。


ひとつに現場で気になったことといえば・・・・・


4ヶ月放置されていた割には、車輌と車輌周辺がとても綺麗であったこと。
もうちょっと、落ち葉や枝がフロントガラスあたりに貯まっていたり、泥水なので車輌が傷んでいるかと思ったのですが・・・・

山奥だから、もしかしたら天狗や狐狸の類が、車を綺麗にしてくれたのかな・・・?

元をたどれば、なぜこんな所まで車を走らせたのか不思議でなりません、これは、もしや・・・・・・・妖怪のしわざかな?
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