” 都合 ” の良い現場②

holmes

2013年12月02日 18:04

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” 都合 ” の良い現場


前回、トラブル現場において道路のコンディションについて、の続きのお話です。

ロードサービスの現場において、狭い道というのはレッカー車の脱輪・二次被害のリスクも、孕んでいることを説明しましたが

最も大きい大きいリスクというと・・・
現場で作業ができないこと。
どんな立派な装備をもった作業車も、現場で作業できないことは何よりも辛い状況です。



状況は、Uターンしたあとに、帰り道で後部二輪を落輪。


後輪二軸を落としてしまった現場というのは、過去に何度もやっています。
貨物重量が車両後部に集中しているクルマの場合、リアタイヤがこれ以上落ちないよう車体を保持する必要があります。

しかし、道側にアンカーをする木が無く、なによりレッカー車が曲がれない道幅とカーブの連続
これでは、いくら無茶しても現場にいけるはずもありません。

しかも、この現場、トラック後部にアプローチするための道がないのです。
Uターンをした理由は、道が行き止まりであったことが理由なのでした。


20tクレーン車もやっとの車幅。しかし、横に足が張れないため本来の能力を発揮することは難しいのです。
ブームを伸ばし、車体後部を持ち上げようとすると、なんと吊り上げ能力は10分の一まで下がってしまいました

結局、クレーンの負担を軽くするために、8tもの積荷を人海戦術で降ろしてからの作業となりました。

なぜこんなところにシリーズでも、条件の悪い場所でのレッカーの様子をアップしてきましたが、今回は車幅とブームの長さに救われたケースです。

では、レッカー車も、クレーン車もアプローチが難しい車両を引き出すにはどうしたらいいか?
まだまだ新しいテクニックを開発しなくてはいけません

やはり、”都合の良い現場”なんてなかなかないようですね。
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