最初に乗せてもらったのが16歳のとき。
ある会社の社長さんの所有していたシュミットで乗せて頂きました。
その時に、「ティーゲル」と言われる4輪のメッサーにも乗ることができました。

それから、数十年後に納車先で土に還ろうとしていたメッサーを発見、譲り受けたのです。

「可哀想なのでそこのメッサーを頂きたいのですが」と交渉したところ

「じゃあ、ケーキと交換で、持って行っていいよ」と交渉成立。


レストア前のKR200、内装も朽ち果てていました。

当社へ引き取ってきたところ、その状態をみた友人の鈑金屋が直してくれました。
フロアとボディーの腐食部分は手叩きでレストアしてくださったのでこんなにも綺麗になりました。


下地塗装後のメッサー

後日、海外のメッサーシュミットオーナーズクラブのHPを見つけ、部品を探したところ驚きの安さ。
ハンドメイドに頼るしかないと思っていたところに、助け船を見つけることができました。

製造国であるドイツでは、今もメッサーを修繕して現役で使っているオーナーがいらっしゃるため部品を入手できるのですね。

ワイヤーやハーネス等のメカニズムがバラバラになっているでの、これからのレストアはまるでジグソーパズルを組み立てるように困難が待ち受けているかも・・・

レストアが進展したらまたアップする予定です