カマラドはセンチュリー1040とホルムス750のペアで作業開始。

ウィングの開閉部分の強度があまりないので、車体を傷つけないように、カマラドの愛用のアナコンダベルトを使用。
これで、作業による更なる事故車両への損傷を防ぎつつ、車体を起こしていきました。



横転から、引き起こし作業までの動画がコチラ（別リンクでプレイヤーが起動します。MediaPlayer必須）

引き起こした後は、道路に戻すために二台で前後を挟んで、ウィンチで引っ張り上げる作業に移行します。
実は、ここで油圧式と機械式の差が出ました。
ほぼ、同じタイミングで事故車両を引っ張っているのにもかかわらず、センチュリーが事故車両共にホルムスに引っ張られるという事態が。

油圧式は、過負荷がかかるとウィンチをリリーフするのに対し、機械式はワイヤーが破断するまで引っ張るという違いがあります。
センチュリーの方が、スペック的に遙かに凌駕するのに、特性の違いでホルムスが勝るというサプライズ。



全体で2時間弱と、長丁場な作業でしたが無事救出に成功、ウィングも壊れず安心しました。