なぜこんな所に・・・・?⑪
解体依頼を受けた車両の引取にきた4t積載車が、依頼者敷地内の農道に左前輪を脱輪させていました。
梅雨を感じさせる雨で道が緩んでいたのと、車体を寄せすぎたのが原因のようです。
現場が狭い斜面の途中というのもあって、2tベースのレッカー車も転回が困難。そこに4tのワイドのロングボディーが入ってきたのは驚きです。
空荷でなく積載後だったら、積んでいたクルマと共に、横転の可能性もあったかもしれません。
現場到着後に雨が激しくなってきたので、これ以上状況が悪化しないうちに作業開始。
まずは、ウィンチで後ろへ引いていきます。
基本かつ王道(?)に落ちたのと反対の向きへ引いていきます。
写真には写っていませんが、一度少し4tのリアを横に振ってあります
10分ほどで救出に成功。特に足回りに損傷はなくタイヤも無事でした。
自走に支障は無く、4t積載車は依頼されたクルマを載せて帰社していきました。
余談ですが、解体依頼をした方の敷地内には、自然に溶け込んだ立派な住居がありました。
10数年前ほどに移住してきた方で、現在は自給自足の生活をされている方でした。ちょっとこんな生活もあこがれますね。
最後に、現場に入っていく道幅。 うーん、これだと普通に入っていちゃうかもしれませんね。
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