みーつけた⑥
浜松市北区に放置されていたのは幼稚園バスです。
前回のマイクロバスのように、塗装が多少剥がれていましたが、まだ表面の看板が読めるほどでした。
このバスですが、すぐにこの名前が出てくるんじゃないかと思います。
「日産シビリアン」
でも、これはシビリアンじゃなくて・・・・
その前の世代の
「日産 エコー」なんです。
1971年9月に諸事情でエコーからシビリアンに改名されたバスで、この年式は型式は一緒。
書類や車体番号が損失していたので、年式までははっきりわかりませんでしたが、このシリーズ三台目の40年もの車になりますね。
長年の放置で、タイヤの空気が抜けていたので、まずは空気を充填しました。
ゴムも表面がボロボロで、果たして空気がちゃんと入るか不安でしたが、現在のチューブレスタイヤではなくチューブタイヤの時代なので、中のチューブが大丈夫だったので、無事充填することができました。(表面ゴムの摩耗があまりにもひどいと危険ですが。)
お宝は常に狭い場所に存在する・・・?
実は、バスが放置してあった現場の途中は、大変道が狭く空気が充填できなかった場合、ドーリーを装着して降りないといけず、とっても大変な目に遭うところだったのでホッとしました。
このまま、市内の解体工場まで牽引して無事作業は完了。
経年劣化がひどくあえなく解体となってしまいましたが、保存状態が綺麗なら歴史の車として博物館入りできたのかな・・・・?
まだまだ日本全国には、このような歴史がある車が眠っているかもしれませんね。また見つけたこのシリーズでアップしていきたいと思います。