レッカーの得手

holmes

2014年03月18日 16:43

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レッカーとクレーンの得手不得手
先日、水路沿いの道でダンプ車が脱輪した、との一報が入りました。

一報では、4m道路ということで、現場まで急行したところ・・・


狭い!!


用水路にかかる橋が、大型レッカー車には少々狭い幅。しかし、橋の向こうが現場のため、渡らなくてはなりません。


ダンプ車が脱輪していた道も広いとは聞いていましたが・・・・。
そもそも、広い道なら車は簡単には脱輪しないものです。狭い故に起きうるアクシデントなのです。

ダンプを救うには、落ちた分戻してあげればOKです。こんな場所だからこそ、レッカー車の出番。

頭上の電線も気にせず、また、横に張り出すアウトリガーがなくとも、離れた場所から車を引いてこれるのです。
※とはいえ、重量の重い物は、タイヤに輪留めなどの措置は必要です。ウィンチワイヤーの過負荷にもご注意ください。





写真を見ておわかりかもしれませんが、カマラドのレッカー装置は現行の油圧式ではなく旧型の機械式です。
古い型式に、少々不安を感じるお客様もいらっしゃいますが問題ありません。

古いレッカー車で上がるのですから、新しいレッカー車だったら余裕です!




大きなクレーン車を所望する方もいますが、狭い道でリカバリーすることがレッカーの醍醐味・魅力・得手なんです。
ぜひ、ロードサービスの研修でも盛り込んで欲しいシチュエーションですね。

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