浜松市天竜区で軽自動車の落輪の一報が入りました。
過去に天竜区での落輪事故は何度か出動経験がある弊社ですが、今回は正直驚いてしまいました。

住宅地から山へ向かう脇道の先に、軽自動車はいました。




人と道幅の対比をみると、狭さがよくわかると思います。

幾度かブログで発言している道より大きな幅の車が脱輪するケースです。

しかも、この道は歩道のような幅でレッカー車も近づくことさえ出来ない現場でした。


今回使ったのは、チルホールと呼ばれるハンドウィンチを使いました。（過去に使用した例）

道沿いの木をアンカーにして、後輪からゆっくり引き出していきます。
車輌を横方向に引き出すときは魔法の水も欠かせません。

引き出した後も、なかなか大変でした。

来た道をバックして広い場所まで走らなくてはなりませんでした。

広い道まで約150mほどバックして救出完了。引き上げ成功です。

今回の現場は、過去に歩道から車道拡張工事をする予定だった所が、途中で止まっていた場所だったようです。
なお、この写真の左手方向は崖でした、車ごと落ちなくてよかったです．．．．．．。